狂人のスケルツォ 第三番 ハ長調
(きょうじんのスケルツォ だいさんばん はちょうちょう)
初演日:0/0
作者:恵太朗(安川舞子)
作者へ連絡(上演許可依頼など)
初演会場
初演劇団
キャスト総数
9(男:- 女:5 その他:4〜)
上演時間
30分
あらすじ
奥澤瑞希、草柳凛、三波蒼衣の三人が通う学校は『学園』と呼ばれ、正式名称は、羽華聖斗(わかせいと)音楽学園。小学校、中学校、高等学校、大学、大学院と一貫の音楽学校で、これまでにも一流の音楽家たちを多数輩出している。途中編入は認められているが、ハードルはとても高く、逆に学年が上がるごとに実力のない者は篩い落とされていくので、学園を去っていく者はあとを絶たず、更に海外留学中の学生もいるので生徒の数は非常に少ない。

奥澤、草柳、三波の三人は共にピアノ科であったが、三波は小学五年の時、ヴァイオリン科に転向。また、三人は小学校から入学しており、入学当初からの友人である。
彼女たちは学園の寮で生活をしているので、家族のような関係。ただ、奥澤は入学当初から才能を発揮し、現在も特待生扱いのため、草柳と三波とは別の寮に住んでいる。
規則では、寮の部屋の合鍵は作ってはいけないことになっているが、奥澤はそれを破って勝手に合鍵を作り、草柳と三波に渡している。

特待生は基本的に中学に入学するとプロと見做され、数々のコンクール、演奏会、講演会等に学園の顔として出席しなければならず、奥澤も例外ではない。
槙原時子は学園側の人間で、奥澤が中学に上がり、頻繁に外に出るようになった時から付き人をしている。
三波は特待生まではいかずともかなり優秀な生徒であったが、三年前に持病のため、他界しており、その直後に奥澤は寮の部屋で自殺未遂事件を起こしている。

そういう世界の、小さな日常を切り取ったもの。

この前提を観客が既知か未知かは、どちらでもかまわない。
著作権使用料
はりこのトラの穴の規定に準ずる(準上演可)
その他
※2007〜2008年頃に書いた作品です。小品として、4作品あるうちの3つ目です。3つ目なので、1つ目から順を追った方が良いと思います。
※後輩への指導をしていた時、間の取り方や沈黙、「・・・」の読み方をもっと勉強できたら良いなあと思い、ただ静かに、そして淡々と、会話のキャッチボールをしているだけの物語を練習用として書きました。
※小説版はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n8898jj/
ジャンル(:自己申告)
 
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(2025/5/27 18:53:59現在)

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