絵本塾ホール

劇団なつき

16（男：6　女：9　その他：1）

120分

高校2年の夕夏たち4人にとって、今年で最後になる弓道部の冬合宿。大嫌いな顧問はうざいけど、みんなで最後に楽しい思い出作りたいな！・・・そう思っていたのに、4人が巻き込まれたのはなんと殺人事件。
ちょっとおかしな刑事がやってきて、捜査が始まる。テレビドラマで見るような光景に大興奮の4人は探偵心に火がついてしまい、犯人探しをしようということになったけれど・・・？

決して降りることのできない舞台に足を踏み入れてしまった4人。
さあ、犯人は、誰だ？


マリオネットは踊る
くるりくるりと円を描き
悲しい顔一つせず
マリオネットは踊る
けれど彼は知らない
指や足の先についた
白い糸
そしてそれを絡繰る
陰なる何かの存在を
マリオネットは踊る
彼は知らない
彼が
マリオネットであることを
彼は永遠に知らない

はりこのトラの穴の規定に準ずる（準上演可）

※2006〜2007年の作品です。口調やITなど諸々が古いです。必要に応じて修正していただいてかまいません。
※演劇として舞台にのせるものというよりは、当時高校生だった自分が未来へ行くための一つの区切りとして書きたいものを書きたいように書いた作品で、自分史上初のサスペンスものでした。ただ過去の自分によれば、あまりにも長くなってしまったので必要だろうと思われる最低限の台詞しか書いていないそうです。必要であれば、改訂してください。
※途中、歌が出てきます。お手数ですが、作ってください。歌詞変更は一向にかまいませんが、趣旨は同一にしてください。でないと、歌う意味がなくなっちゃうので。