その他
【登場人物】
山本:高校二年生、女性、生徒会副会長。真面目過ぎるが、意欲は人一倍強い。心の底から、学校をより良くしたいと願っているが、頭が固く、なかなか実現できずにいる。
水嶋:高校一年生、女性、生徒会役員。素直過ぎて、何でも口にしてしまう。楽観的で、考えたらすぐに行動に移す。
海崎:高校三年生、男性、生徒会会長。しばしば演技がかった振舞いで茶化す。カリスマ性を持つが、周囲の主体性を重視し、自分中心では行動しない。
藤近:二十八歳、女性、生徒会顧問。生徒の自主性を重んじる。若手ではあるが、他の教員からの評価は高く、生徒からも慕われている。
生徒A:高校二年生、女性。楽しいことが好き。
生徒B:高校二年生、女性。生徒Aに比べると、控えめな性格。
渡辺:三十九歳、男性、教員。ナルシストで、自己中心的な発言が多く見られる。言い方がいちいち嫌味っぽく、生徒から嫌われているが、そういう振舞いしかできないだけの不器用な人間。
一年生:水嶋が生徒会長になった時点での一年生。学校生活に期待を持っている。
【大道具】※参考用、上演時に使用したもの。
◯目安箱および目安箱を置く棚(人ひとり入れるほどの簡易的なロッカー)
……山本と水嶋が使用した変装用具をしまう、卒業式の演壇とする、中に山本が隠れるなどして使用。
◯カラフルな板を張り付けた、人が立ったり座ったりできる強度の箱を複数個
……いつもの場所では乱雑に置き、雑多感を出しながら、空間の高低差を作る。海崎の気障たらしい台詞などで、上に登り、視覚的な変化をつける。他の場面では、ベンチなど別の物に見立てながら、配置を変化させた。
【その他】
「一年生」は他の役との兼ね役とし、七人で演じたと思います。
端役は増減できるので、役者の数に合わせて、加筆・修正していただければと存じます。(ご希望があれば、協力いたしますので、ご相談ください。)