うんち屋さん
■登場人物
谷口 たまたまこの居酒屋にやってきた。
店主 この店の店主。手揉みをする癖がある。
客 この店の常連
舞台:居酒屋。
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店主「へい!うんちお待ち!」
間。
谷口「え?これはなんですか?」
店主「え?うんちですけど」
谷口「え!?あ、もしかして方言だったり?」
店主「は?」
谷口「はぁ!?本当は何ですか?」
店主「うんちですけど?」
谷口「そんな馬鹿な!」
店主「早く召し上がってください。冷めちゃいますよ?」
谷口「いやいや!召し上がった後のものを出されているんですよ!?」
店主「何言ってるんですか?作りたてホヤホヤですよ?」
谷口「うんちを述べる中で最悪の表現ですよ!」
店主「さっきから何なんですか!黙って聞いていれば!!!うちはね、うんち一本でやってるんですよ!文句があるなら帰ってください!」
谷口「うんち一本って言うのもやめてください!」
店主 「何でですか!」
谷口 「もう良いですよ!私は帰ります!お金は払いませんからね!」
他の客が入ってくる!
客 「 へい!大将!いつもの!!」
店主「あ、すみません。こちらのお客さまが最後で・・・。」
客 「あ、そうなの?残念だなぁ」
店主「あ、でもいらないそうですので」
客 「え!?まじ!じゃあ、俺がもらうよ!金は俺が払うからさ!」
料理と客をまじまじと見る谷口。
客 「おいおい!どうするんだよ!」
谷口 「そんなに美味しいですか?」
客 「ここらへんではみんな食べてるよ」
悩む。谷口。
客 「お兄ちゃん!」
店主 「お客さん!」
悩む谷口。
見つめる店主と客。
谷口「アムウェ!!」
ものすごい勢いで、うんちを食べる谷口。
客 「あぁ!!!」
谷口 「う、うまい・・・」
店主 「そうでしょう?」
谷口 「こんなに美味しいもの食べたことがありません!」
店主 「そうでしょう!」
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