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も　し　も　屋

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登場人物
・客
・店員
・もしもコントの人①
・もしもコントの人②

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客「うわーなんやこれ、『もしも屋』って。全く新しいタイプの店やんか。入ってみよう」
　「ｳｨﾝ（自動ドアが超スピードで開く）ｳｨﾝ（閉じる）」

店員「いらっしゃいませ。本日もいいもしもを取り揃えております」
客「え、何、いいもしもって」
店員「こちらメニューになっております」
客「あ、どうも。なんやこれ。気になるやつばっかりやんかー
　　なんや意味わからへんけど、じゃあこれ頼むわ。
　　この一番上のやつ」
店員「かしこまりました。はいオーダーはいりまーす！
　　『もしも納豆がいい匂いだったら』！」

（暗転、もしもステージにスポットライト）
（後ろ向きで立っていたコント２人が突然振り返り）

①②「『もしも納豆がいい匂いだったら』！」

①「おい、納豆って知ってる？」
②「知らねぇ！なにそれ！」
①「これすっげぇいい匂いすんだぜ！」
②「うっわ気持ち悪ぃ！ネバネバしてんじゃん！」
①「このネバネバがいい匂いなんだよ！ちょっと匂ってみろよ」
①②「Oh, good, oh, yes! Yes! Yes!!!!!」

（照明戻る、コント２人はまた後ろを向く、以下同様）

客「え、終わり？」
店員「終わりでございます」
客「待って、今ので俺は何を得たの？」
店員「1,480円になります」
客「たっか。地味に高ぇわ」
店員「他にご注文は？」
客「ほんならええわ。じゃあこれ頼むわ。これ」
店員「かしこまりました。はいオーダーはいりまーす！
　　『もしも日本の総理がアイドルだったら』！」

（暗転、もしもステージにスポットライト）

①②「『もしも日本の総理がアイドルだったら』！」

①「今日は、ボクのために臨時国会に集まってくれてありがとう」
②「キャー総理ー！」
①「この広い宇宙の中で、キミ達と出会えた奇跡に、I say thank you.」
②「キャー総理ー！こっち向いてー！」
①「僕だけのPrincessに捧げます。聴いてください。（熱唱）」
②「キャー！総理ィィィイ！」

店員「3,980円になります」

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