空から天使が降ってきた!?
登場人物
アリエル・・・天使♀(ちなみに美の天使)、バカ
ソフィ・・・天使♀(ちなみに野菜の天使)、非常にまともであるが時々ボケる
椎名・・・中学生の男の子、まとも、突っ込み役(ほんの少しだけ天然)
吉河・・・中学生の男の子、ちょっとバカ←ちょっとどころではない
逢坂・・・中学生の女の子、暴力女、ちょっとかわいい
デビルかわよし・・・吉河が悪魔になりきってる時の名前
吉河 「はぁ、今日も学校疲れたなぁ」
逢坂 「いつも、同じこと言ってるよね」
吉河 「勉強して発明するんだ!勉強しなくても頭のよくなる機械を!」
逢坂 「はいはい、せいぜい頑張りなさい」
椎名 「吉河、どうせ今日もくだらないことして先生に怒られたんだろ」
吉河 「くだらないとか言うな!」
椎名 「じゃあ、何したんだよ」
吉河 「先生の椅子の上に画鋲置いたり、逢坂のカバンの中にカマキリ入れといたり」
逢坂 「えっ!ちょっと、私のカバンの中にカマキリなんて入れたの!!」
椎名 「たかがカマキリぐらいで叫ぶなよ」
逢坂 「たかがカマキリですって!あの逆三角形の忌まわしい顔をしているのが
気に食わなくはならないの?」
椎名 「いや、絶対ないから。そういえば逢坂、なんかカバンから出てるよ」
逢坂 「え、きゃ!」
カバンを吉河に投げつける、しかし吉河はそれをよける
吉河 「逢坂、危ないぞ」
逢坂 「あんたが変なことするからでしょ!」
カバンは道路の端に落ちていたが、そのすぐそばに人(アリエル)が倒れている
椎名 「なぁ、逢坂のカバンに当たって気絶したのか、あの人は」
逢坂 「そんなわけないでしょ!」
吉河 「でも全然動かないぜ」
3人はアリエルに近づく
逢坂 「あの〜、大丈夫ですか」
アリエル 「ふへ〜、はい?」
椎名 「すみません、逢坂が無駄なことをしたもので」
アリエル 「はぁ。ってあのぅ、あなたたちって人間ですか?」
椎名 「は?いや、もちろん人間ですよ」
吉河 「椎名、この人なんかおかしいぜ」
椎名 「それくらい分かってる!しかしなんでお前はこんな時にお菓子を食べている?」
吉河 「いいじゃん別に。こんなことより俺はもっと気にすることがあるんだ!」
椎名 「よくないよくない。まぁ見逃してやるが、お前が気にしてることって何?」
吉河 「それはな。ゴホン。なぜだ!なぜおかしはたべるとなくなるのだ!!」
椎名 「・・・、そういうもんなんだよ」
アリエル 「本当にあなたたち人間?」(上から目線で)
逢坂 「そうですけど・・・」
アリエル 「失望したわ。人間ってもっと高等な生物だと思っていたのに」
吉河 「もしかして電波ちゃんか!」
椎名 「ありえなくはないけど・・・」
吉河 「しかも結構かわいいし!どこかの暴力女と違って」
逢坂 「暴力女で悪かったわね」
アリエル 「そこの虫、静かにしなさい」
吉河 「え、俺のこと?」
アリエル 「いかにも」
吉河 「やっぱり電波ちゃんだ!」
椎名 「うるさいぞ、吉河」
逢坂 「あのぅ、あなたはいったい」
アリエル 「我が名はアリエル。天使だ」
逢坂 「ちょっと、待っててください」
椎名・吉河・逢坂の3人が集まって話をする
椎名 「あの人、大丈夫か?」
吉河 「だからさっきから言ってるように電波ちゃんだって!」
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