伝説の装備
(伝説の装備の種類は上演側の方でカットしても付け足してもかまいません。)


伝説の装備

○勇者
△姫様
□王様
?ドライバー

△勇者様!とうとう行かれるのですね!
○ああ!
□魔王は伝説の装備を整えた勇者にしか倒せないと聞く。だが伝説の装備の半分はこの王城にある!それらをおぬしに譲ろう。勇者よ。今こそ魔王討伐の冒険に出るのだ!
○はい!
△まずはこの伝説のつるぎ!
(剣を渡す。勇者剣を装備)
△次に伝説の盾!
○ちょっと待て!それ鍋のふたじゃん!
□違う!これは伝説の盾じゃ!これがなければ魔王の攻撃なんて防げんぞ!
○えぇ〜。(渋々装備。)
△で、これが伝説の魔法書!
○どれどれ?(受け取って中を見る。)…魔王にしか効果が無い滅びの魔法?(前を向いて手を突き出す。)…バルス!!(モノマネ)
□きっとこれで魔王もひとたまりもないはずじゃ!
○なんか釈然としないなぁ〜。
△次に伝説の鎧!(エプロンを被せる。)
○いや、おかしいだろ!
△ちなみにこの鎧の名称は漆黒のエプロン!
○やっぱエプロンじゃん!
△そしてこれが伝説のピコピコハンマー!いて!(勇者にピコピコハンマーで叩かれる。)
○こんなんで魔王に立ち向かえるか!姫様叩いてもピンピンしてるし!(ピコピコハンマーで姫様を叩き続ける)
□それは魔王の魂を壊す為のものであって、攻撃力は無いんじゃ。
○本当かよ!?
□嘘じゃ。
○嘘かよ!
△さらに、伝説の果実!(袋を渡す。)食べれば竜の如き大きな力を出せるのよ!
○くさっ!なにこれ!?
□何百年もの前に空からもたらされた黄金の林檎じゃ!
○(中を見て)黒い梅干しにしか見えません!
□さて、勇者様が冒険で探さないといけない伝説の装備は、伝説の兜、伝説の腕輪、伝説のおたま、伝説のお鍋
○それ盾と合わせてお鍋セットじゃねーか!
△伝説の靴、伝説のネコ耳、伝説のエコバックに伝説のショッピングカート!
○半分ぐらい主婦装備じゃねーか!もう俺冒険とか不安だわ…。
△大丈夫!この王城にはまだ伝説の装備があるのよ!
□勇者の足となる伝説の装備…。それを使えば馬より速く移動出来るんじゃ。
○マジで!?
△伝説のタクシーよ!
○なんでだよ!?
△それと伝説のドライバーさん!
?どうも。
○誰だよ!?
□さぁ勇者よ。
□△?冒険に(行くのだ!)(行くのよ!)(行きましょう!)
○行くか!
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