佐々木小次郎vs宮本武蔵
舞台は巌流島。小次郎が待ってる。船で武蔵がやってくる。
佐々木小次郎「よくきたな武蔵!待ちくたびれたぞ!」
宮本武蔵「すまんな 、準備に手間取った。」
佐々木小次郎「ふ、まぁいい。天下無双と名高い宮本武蔵、是非一度手合わせしたいと思っていた!世に最強の剣士は2人はいらん!さぁ尋常に、勝」
宮本武蔵「えいやー」
ゴチーン
佐々木小次郎「いったーーーーー!!」
宮本武蔵「はい俺の勝ちぃー。じゃあ俺帰るわ。じゃなー。」
佐々木小次郎「まてまてまてまて!!俺がまだかっこいい文句を言ってる最中だろうが!そんな時に攻撃するのは卑怯じゃないか!」
宮本武蔵「いやこれ真剣勝負だし………」
佐々木小次郎「真剣勝負でもやっていいことと悪い事があるだろう!仕切り直しだ仕切り直し!」
宮本武蔵「えー」
武蔵、小次郎両名、仕切り直す。
佐々木小次郎「いいか、始めるぞ……ふっふっふ、よくきたな武蔵!いざ尋常にしょうぶ」
バキューン
佐々木小次郎「うげぇ〜〜!!」
宮本武蔵「かちぃーー」
佐々木小次郎「まてまてまてまて!!なんでお前ピストルなんて持ってるんだ!!」
宮本武蔵「いやなんで撃たれたのに起き上がってるんだ?」
佐々木小次郎「それは今はどうでもいい!どう考えてもそれ現代の銃だろ!捨てろ!」
宮本武蔵「はーい」
佐々木小次郎「まったく卑怯者め!それでも武士か……よしいくぞ、いざ尋常に勝負!やーー!」
バキューン
佐々木小次郎「ひぇっ」
バキューン バキューン バキューン
佐々木小次郎「ひゃっ!!うぇ!!ほぁぁ!!」
小次郎、かっこ悪い声をあげながら逃げ回る。
宮本武蔵「あはは、おもしれ」
佐々木小次郎「バカヤローなにが面白いか!」
武蔵をぶったたく。
佐々木小次郎「ピストルは捨てろ!剣で勝負しろ剣で!!」
宮本武蔵「おっけーわかった。ちゃんとやるちゃんと。」
佐々木小次郎「よし、いいな。では今度こそちゃんとやるぞ。いゃぁぁぁぁ!!」
ガキーン!ガキーン!
宮本武蔵「こちょこちょこちょこちょ」
佐々木小次郎「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
小次郎、武蔵に脇をくすぐられる。
佐々木小次郎「やめ、やめろ!うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
宮本武蔵「ぎぶ?ギブ?」
佐々木小次郎「ぎぶ!ギブぅーー!!」
宮本武蔵「かちぃぃぃ〜〜!」
佐々木小次郎「まてまてまて!」
宮本武蔵「んだよちゃんと剣で戦ったろ?」
佐々木小次郎「途中までな!くすぐりはだめだろくすぐりは!!」
宮本武蔵「しゃぁねぇなぁ……」
佐々木小次郎「もう一回だ!いぁぁーーー!!」
ガキン!!ガキーン!!ガキーン!!
佐々木小次郎「そうそうこういうやつこういうやつ!!」
激しく刀をぶつけ合う2人。しかし……
宮本武蔵「あんま楽しくないなこれ」
佐々木小次郎「え、ぅぁっととととと!!」
急に戦いを止める武蔵。つんのめる小次郎。
宮本武蔵「飽きた。帰るわ。」
佐々木小次郎「えーー!!ちょ、ちょっちょっちょっちょっと待ってくれよ」
宮本武蔵「なに?」
佐々木小次郎「え、えーーっ、普通決闘に来といて途中で帰るぅ〜?」
宮本武蔵「友達とこの後遊ぶ約束しててさ。そろそろ行こうかなって。」
佐々木小次郎「命のやりとりの後に予定立てとかないでよー。あと自分が斬られるとか微塵も思ってないじゃん腹立つぅぅーー!!」
宮本武蔵「んじゃぁこうしよう。交代。」
佐々木小次郎「へ?」
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