海心
〈役設定〉

男性組
・守谷 海斗(もりや かいと)・・・高校三年生、人情に厚い人

・柏 叶舵(かしわ かなた)・・・高校三年生、貰えるものは貰うタイプ

女性組
・沖野 望海(おきの のぞみ)・・・高校三年生、大人しめの女の子、天然

・菅原・・・神様、普段は落ち着いたお姉さんだが焦ったりすると全く違う性格に

・毘沙・・・神様、かつて辛いことがあった。極度の面倒くさがり。

・八意・・・謎の女、全てが謎…? 







守谷「海は、俺たちの原点で、拠り所で、ふるさとだった。十数年前、3人で並んで水平線を眺めた、絶え間無く波音を奏でるこの海は、とってもとっても綺麗だった」
柏「僕たちは約束もしてないのに、気がつけばここに集まっていて、おおきな、きれいな、叶いもしない夢を語り合っては笑い合ったんだ」
沖野「でも、中学を卒業してから私達は会わなくなって、次第に海も汚れていき、もうかつての美しさは、感じられなくなってしまった」


守谷「久しぶりだな」
柏「ん、久しぶりー」
沖野「うん!久しぶり!」
守谷「元気してたか?」
柏「んーまぁ、ぼちぼちかな?」
沖野「私は元気だったよ!」
守谷「それなら良かった。いやでも、懐かしいなぁ、こうやって集まって話すなんて」
柏「そーだねぇ、やっぱり高校が離れ離れになってから会う機会なんて無かったしね」
守谷「そうだな、だから今日は久々に集まれたし、沢山話そうぜ!」
沖野「うん!私も話したかった!」
守谷「だよな!」
柏「にしても懐かしいな、この海」
沖野「懐かしいって、3年前にも来たでしょ?」
守谷「そうそう。俺たち中学校の卒業式でもここ来たし、言うほどでもないだろ」
柏「そんなこと無いでしょ!今までは毎日のようにここに来てたんだから」
沖野「それは、確かに」
守谷「それもそうか。……そういえば、もう何年ここに通ってることになるんだ?」
沖野「ここで初めて会ったのが6歳の時で、それからずっとだから……」
柏「12年?」
守谷「長っ!」
柏「数字にしてみるとほんとに長いよな〜」
沖野「覚えてる?あの時、海斗くんがここで転んで泣いてたんだよね」
柏「あーそうだったね!」
守谷「おまっ…その話はもういいだろ!」
柏「まぁまぁ、でもそこで僕達が海斗のこと助けてから仲良くなったんだよね」
沖野「そうだったね!」
守谷「そこから、ほぼ毎日のように遊んだよなぁ」
柏「そうそう!例えばあの神社とかに行ってさ!」
守谷「神社…?」
柏「えー?忘れたの?あの海の見える神社だよ!」
守谷「あーっ!あったなそんな神社も」
柏「うんうん」
沖野「あそこに行って、きれいな海を見るの好きだったなぁ」
1/13

面白いと思ったら、続きは全文ダウンロードで!
御利用機種 Windows Macintosh E-mail
E-mail送付希望の方は、アドレス御記入ください。

ホーム