高嶺の花でいさせて
高嶺の花でいさせて

【登場人物】
・花房 すみれ(はなぶさ すみれ)…女子高生

・草野 泥(くさの でい)…女子高生

【あらすじ】
花房すみれは学校の中で高嶺の花とされていた。そんな中同じクラスの草野泥だけは花房のとある秘密を握っており条件を飲んでくれなければ学校中にバラすと脅す。

【その他】
・取り巻きは声のみを想定してますが、出演しても構いません
・泥の制服はズボン(スラックス)が好ましいですが、無理ならスカートで構いません

【本編】

:机が1つ、椅子が2つ置いてある教室内

上手、すみれがいる(後ろに手紙を持った手を隠しながら立っている)
すみれにサス

声1(女)「今日も綺麗だよね、花房さんって」
声2(女)「本当に美しいという形容詞に収まりきれないくらい素晴らしい容姿」
声1(女)「しかも成績優秀、運動神経も良くて、先生からの評価も高くて…いいところを挙げていったらキリがない」
声2(女)「まさに…」
声1,2「高嶺の花!!」

す「また、か」

すみれ、持ってる手紙を見つめる

す「”今日の放課後、南校舎の空き教室に来てください”ね」

すみれ、手紙を破いて捨てる

す「くだらない。これだから、学校は」

すみれ、教室に入る
すみれが奥にいくと同時に泥、入る

す「誰もいないじゃない」
泥「いるよ」
す「えっ、えっとあなたは」
泥「手紙、捨てるなんてひどいな」
す「それは」
泥「いいよ、それ書いたの私だし」
す「えっこれ書いたのあなたなの?てっきり男子かと」
泥「そんなに男っぽい字だった?」
す「そこじゃなくて、こういうラブレター書いて送ってくるのって普通私に好意を持ってる男子でしょ」
泥「普通ね。でも、私は花房さんが好きだから書いてきた。好きって感情に違いはないでしょ?」
す「はあ?」
泥「まあまあ、そんなことおいといてさ本題に入ろう」
す「おいとくって、てかあなた誰よ」
泥「草野泥、一応花房さんと同じクラスなんだけど、知らなかった?」
す「クラスの人に興味はないから」
泥「まあ、そうでしょうね。だって、お金にならないもんね」
す「…はあ?」
泥「早速、本題に入ろうか!」
す「何が本題よ」
泥「この写真、花房さん何かわかるかな?」
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