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恋人募集のサンタさん

〈役設定〉

【演劇部】

・浪川優・・・30歳、彼女がほしいができないことを嘆いている

・片見舞・・・30歳、少し当たりの強い姉御肌恋人はいないが特になんとも思ってない

・御守幸・・・29歳、浪川や片見、國本の後輩オカルト的なことが大好き

・水森雫・・・29歳、浪川や片見、國本の後輩とてもボーイッシュな女の子でよく男と勘違いされる。

・國本修・・・30歳、このグループのお兄さん。天然でふわふわしてるが物事を伝えるときははっきり言う。

【神様】

・菅原瑠琉・・・元気いっぱいで少し馬鹿。毘沙とは相棒

・毘沙時雨・・・落ち着いついている毒舌男。菅原とは相棒

・八意幸代・・・二人の親的存在。普段は頼り甲斐がないが、やるときはやるよ！

〈本文〉　

浪川「んじゃ、久々に集まったことだし沢山話そうな！かんぱーい！」
全員『かんぱーい！』

浪川「かぁ〜！やっぱ、ビールはうまいなぁ！」
水森「…やっぱり先輩っておっさん臭いですよね」
浪川「は？なんで？」
國本「かぁ〜っていうのがいけなかったんじゃない？」
浪川「はぁ？何いってんだよ！ビールを飲んだら、かぁ〜って言うのは普通だろ」
片見「そんな決まりないわ、てかあんた酒が苦手だからってジュース飲んでるくせに何ビールはうまいとか言ってんのよ」
浪川「あーあー聞こえませんーこれは誰がなんと言おうとビールなんですー！」
御守「なるほど…先輩も入れるとビールになる魔法の粉を作れるようになってたんですね！」
水森「え？なにそれ？」
御守「雫〜知らないんですか？」
水森「…知らないけど？」
御守「はぁ、これだから流行遅れは…」
水森「いや、流行遅れは優先輩でしょ」
浪川「は？」
御守「それは…確かに…」
浪川「おい」
國本「え〜？なになに〜？ビールになる粉なんてあるの〜？」
御守「おっ！國本先輩興味あります〜？」
國本「あるある〜！」
水森「いやちょ…！國本先輩！騙されないでください！また怪しいやつですって…！」
御守「怪しくないです〜真っ当です〜！」
片見「じゃあ、優のバカに毒見させればいいじゃない」
浪川「は？なんで俺…てかバカは余計だ！？」
片見「あんたなら、毒当たっても生きてそうだしね。ね？おねがーい毒見してくれない？」
浪川「やだ」
片見「何よあんた、こんな絶世の美女のお願いを聞けないっていうの？」
浪川「絶世の…美女…？？？ないな」
水森「先輩…命知らず…」
浪川「は？」
片見「す〜ぐ〜る〜く〜ん〜？」
浪川「あっ…いや…それは…えっと………逃げろ！」
片見「逃がすかぁ！」

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