あらすじ
「その愛は、呪い」
青年になった一休宗純は、殿様より屏風から虎を出すように命じられる。
殿様の妄言かと思われていたが、屏風から本当に虎が出てくる。
虎は殿様の命を狙っているのではなく、守っているのだという。
その答えは屏風の向こう側、古代ベンガルの王国に隠されていたーー
古典作品のオマージュを散りばめながら、あの一休さんの「もしも」の話を通して、仏教の死生観から愛することの苦しさへとテーマが照射される意欲作。
MASHIRA.ENTによる旗揚げ公演上演作品(北とぴあ演劇祭 2023 上演作品)