8（男：4　女：4　その他：-）

70〜80分

人形劇団である「劇団テムノタ」の若手女優のアドリアナにはある悩みがあった。
それは、彼女の芝居ではロウチカ(操り人形)が“生きない”ということだった。入団から二年が経っても尚、上達しない芝居に焦燥感を募らせる中、テムノタに新人劇団員のアダムが入団する。演技未経験でありながら、生きた芝居をするアダムに、アドリアナは嫉妬心を抱きつつ次第に依存していく。アダムの入団をきっかけに、劇団員たちの運命が思いもよらぬ方向に動き出していく。そしてロウチカは真実を語りだす＿＿＿
明かされる真実は、人の罪か、それともロウチカの罪か

はりこのトラの穴の規定に準ずる

本作では人が人形を演じることが求められます。
身体表現が多くありますが、1幕2場以外は削っていただいて構いません。
チェコ語での歌唱場面がありますが、それも削っていただいて大丈夫です。拙い作品ですが、楽しんでいただければ幸いです。