5（男：2　女：2　その他：1）

60〜90分

咽頭癌を患い、手術で声を失う可能性に怯える高校生・澤篠未羽。母親にさえ弱音を吐けず、一人病室に閉じこもる彼女の前に、ある日突然、注射から逃げてきた青年・眞田祥司が飛び込んでくる。末期癌を患いながらも明るく振る舞う祥司との交流を通じて、未羽は少しずつ心を開いていく。 桜が咲き始める頃、二人は病院の中庭で満開の桜を見る約束をする。しかし手術の二週間前、祥司は突然姿を見せなくなる。未羽が彼の本当の容態を知ったのは、手術当日の朝だった――。

はりこのトラの穴の規定に準ずる

作品概要
入院病棟を舞台に、声を失うかもしれない少女と、余命わずかな青年の出会いと別れを描いた二人芝居。桜の季節を背景に、限られた時間の中で育まれる友情と、生きることの意味を問いかける感動作。

一言☺︎
添削してOK！！ お好きな形で、自分たちの色を見せてください！！ 時間内に収めたいとなったら、許可なしで削ってOK。 ただし、使用する際は、使用したと言ってください！！