あらすじ
白血病で入院中の高校2年生・桜井陽菜のもとに、幼馴染の蒼太、親友の美月、写真部の健人、美術部の莉子の4人が見舞いに訪れる。文化祭に参加できなかった陽菜を励ますため、4人は卒業制作展で「未来予想図」を一緒に作ろうと提案する。
5人は病室に集まり、10年後の自分たちの姿を想像しながら模造紙に未来を描いていく。保育士、カメラマン、絵本作家、医者、教師――それぞれの夢を語り合う中で、陽菜は未来への不安を口にする。しかし仲間たちは「一緒に未来に行こう」と励まし、絆を深めていく。
その後、陽菜の容態は徐々に変化していき、彼女は仲間たちに「もし間に合わなかったら、みんなだけでも発表してほしい」と言葉を残す。
そして迎えた卒業制作展の当日――。
テーマ: 友情、命の尊さ、今を生きることの大切さ