三大お嬢様の回転寿司タイム
─────【登場人物紹介】─────
神楽坂(♀):かぐらざか。三大お嬢様の一人『氷の女王』と呼ばれている。金髪のロング。ツインテールではない。カッコイイ生徒会長で通っているが、ヘドロ次郎乃助のことになると興奮する。
一ノ瀬(♀):いちのせ。三大お嬢様の一人『太陽の使者』と呼ばれている。黒髪のショートヘアで長身であり、男性と間違えるかのような容姿。女子ソフト部の部長でとても爽やかだが、カフェインとワサビに弱く、好きな寿司ネタは玉子と牛カルビ。
興梠(♀):こおろぎ。三大お嬢様の一人『大地の女神』と呼ばれている。茶系のふわふわロング。神楽坂のことを『おかかちゃん』と呼ぶ(本人了承済)。回転寿司へのこだわりが人一倍強い。
久城(♀):くじょう。一ノ瀬様に焼かれ隊隊員。興梠のクラスメイトで交流が多めであり、三大お嬢様に興梠が含まれることに違和感がある。
二之部(♀):にのべ。神楽坂様に凍らせられ隊隊員。興梠のクラスメイト。同様に興梠が三大お嬢様であることに違和感。

─────【役表】─────
神楽坂(♀):
一ノ瀬(♀):
興梠(♀):
久城(♀):
二之部(♀):

─────【本編】─────

久城「はーい、二之部(にのべ)ちゃんお疲れー!」
二之部「久城(くじょう)さんお疲れー! かんぱーい!」

(湯呑で乾杯)


(とりあえず一口、ズズズ)

久城「ぷはーっ。真っ昼間から飲む緑茶はうまいねえ」
二之部「中間テスト期間は早帰りできるのがいいよねえ。テストは頭痛くなるけど……」
久城「まだあと2日あるしね……。 まあ始まったばかりだし、気合入れて行こ。寿司食べてさ」
二之部「そうだねー。回る寿司食べて気合入れてこ。あ、メニューのタブレット取って」
久城「ほい」

(久城、二之部にタブレットを渡す)

二之部「ありがとー。久城さんは?」
久城「ん、私は後でいいよ。回ってるやつ食べるし」
二之部「おっけ。ん~……何食べようかな~……寿司とか久々だわ……」

(二之部が選んでいるところで)

久城「そういえば、話変わるけどさ」
二之部「ん? 何も話してなかったけど」
久城「こないだの全校集会のときもヤバかったね、生徒会長」
二之部「ンッッ ヤバかったよね! 神楽坂(かぐらざか)様! あれでしょ? 全校集会始まる前に凄いザワザワしててうるさかったのに、始まって最初に『それでは、生徒会長からのお話です』って言われた瞬間にシンッ……!ってなるやつでしょ!? みんな神楽坂様が話し始めるタイミングで集中するから空気が凍ったみたいになるやつ! かっこよすぎるよね! 『氷の女王』って言われるだけあるわ」
久城「わかるぅー。 あれはかっこよすぎるって私も思うわ」
二之部「存在するだけで全校生徒を圧倒するオーラ……もしかして神なんじゃないかな!?」
久城「神楽坂様だし、神かもしれないね」
二之部「はーーー神様だったかーーーー!! 祈るしかないわ。毎日3回学校に向かって祈ろう」
久城「学校に毎日は居ないと思うよ、生徒会長」
二之部「でもそれ言ったらさ、ちょっと前の集会の時のアレもやばくなかった?」
久城「アレ?」
二之部「女子ソフトのさ、表彰」
久城「アーーーーーー!! アレ!! やっばいやつ!! 一ノ瀬(いちのせ)様の!! ね!! 女子ソフト部が入賞して全校集会で表彰された時の! 賞状受け取った後に会場の全員にファンサしてくれたアレ!! 」
二之部「ただ軽く手を振っただけなんだけどね!!」
久城「そうなのよ!! ただ軽く手を振っただけなのにあの爽やかなオーラ!! 心に吹き込んでくる清涼で爽快な風!! 『太陽の使者』と言われるわけよ!!」
二之部「たまんないよねえ。惚れるかと思った」
久城「惚れてないの!? 惚れようよ!! こっちおいでよ!! 一ノ瀬様に焼かれ隊の方においでよ!!」
二之部「いや分かるよ、分かるんだけど私は神楽坂様派だから! 神楽坂様に凍らせられ隊だから!!」
久城「っはー……。いやでも、どっちもさすがだよね」
二之部「さすがだよね……三大お嬢様と言われるわけだよね……」
久城「……でもさあ」
二之部「ん?」
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